Lake Mashu

摩周湖~日本一の透明度を誇る神秘の湖
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摩周ブルーに輝く神秘の湖

摩周湖は、アイヌ語で「カムイトー」。神の湖と呼ばれる、神秘の場所です。

展望台に立つと、吸い込まれそうなほどの深い青色の湖水が広がり、雲の動きによって刻々とその表情を変えていきます。この青は「摩周ブルー」と呼ばれ、世界でも一級の透明度を誇る湖水に、空の青が映りこんで生まれる独特の色。風のない日はその青さがいっそう際立ちます。

湖の周囲は急峻な壁になっていて、湖面に下りることはできません。摩周湖周辺は、国立公園の特別保護地区。人々を寄せつけぬ美しい湖の神秘は、悠久の時を経て今なお多くの人を惹きつけてやみません。

2024年は2月19日~3月17日が摩周湖結氷率が高まることが予想されています。

摩周湖DATA

・大きさ…19.6平方km(周囲20km)
・水深…最深212m/平均水深146m
・透明度…15~32m(※1931年には41.6mの世界最高記録を観測)
・標高…湖面351m/周囲のカルデラ壁150~350m
→さらに詳しく

摩周湖は年中「霧」なの?

摩周湖は霧で、湖面が常に見えない印象がありますが、実際のところ霧が発生するのは、夏がメインで、春・秋・冬の発生は多くはありません。摩周湖第一展望台・第三展望台はカルデラ外輪山の上にありますが、主に太平洋側で発生した低空の雲が、どんどん山にぶつかってきます。これが摩周湖の霧の正体であることが多いです。摩周湖カムイテラスの公式サイトでは、日中湖面確認率を2023年度から公開しており、これによると日中帯(9時~16時)に4時間以上、湖面が確認できる日は、夏場以外は7割を平均して超えています。また夏場においても、気温が高くなると低空の雲の高度が上昇してくる傾向にあり、お昼ごろから湖面が確認できる確率が上がります。

【摩周湖観賞の定番】摩周湖第一展望台・摩周湖カムイテラス(通年営業)

冬の摩周湖(樹氷)

白銀の摩周湖・スノーシューを楽しむ(冬)

晴天率が高く、空気が澄み渡る冬の摩周湖もおすすめです。おおよそ2月頃には、天候状況によっては摩周湖の外輪山が樹氷で白く染まる光景や、湖面を結氷が進む様子などを見ることができます。また摩周湖第一展望台から第三展望台に沿って、眼下に摩周湖を眺めながら歩くスノーシュートレッキングも人気です。シーズン中は摩周湖カムイテラス、硫黄山MOKMOKベース、川湯ビジターセンターではスノーシューギアのレンタルも行っています。

《スノーシューレンタル概要》
・貸出期間 2024年1月2日(火)~4月30日(日)  ※雪解け時は早期終了
・貸出施設 摩周湖カムイテラス、硫黄山MOKMOKベース
・貸出料金 おひとり様1日/1,100円(税込)
・返却期日 貸出日の翌日12時までに貸出した施設に返却
・貸出内容 スノーシュー(両足分)×1、トレッキングポール×2、スノーカバー(両足分)×1
・支払方法 現金でのお支払いのみ(クレジットカード及びバーコード決済は未対応)

※詳しくは下の専用ページをご参照ください

摩周湖カムイテラス・青のプラネタリウム

北海道一級・満天の星を楽しむ(晴天の日が多い春・秋・冬がおすすめ)

摩周湖第一展望台は星空の名所としても知られ、天候条件があえば、数千もの星々を観察することができます。摩周湖カムイテラスの屋上は夜間も開放されており備えつけのベンチなどからゆっくりと星空を眺めることができます。また屋上には、夜に淡く青くひかりを放つ蓄光石を数千個配置。天空の星々とあわせ、1万を超える癒しの光に包まれる空間「摩周湖カムイテラス~青のプラネタリウム~」として演出を行っています(冬季・積雪時期は蓄光石の演出は休止となります)。

鏡面の摩周湖

年間100万人以上の人々が立ち寄る、摩周湖を望む展望台の中でもっともポピュラーな展望台。
展望デッキからは摩周ブルーの湖とカムイシュ島、湖を守るようにそびえるカムイヌプリ(摩周岳)の眺望が見事です。

摩周湖カムイテラス

2022年にはレストハウスが摩周湖の自然をのんびり・ゆっくり眺めることができる施設「摩周湖カムイテラス」としてリニューアルされました。屋上テラス、室内ラウンジから四季折々の景観をご堪能いただけます。
※摩周湖第一展望台駐車場は有料(冬季無料)
※トイレ、休憩コーナー、売店、展望デッキあり

摩周湖周辺の自然体験を楽しむ

摩周湖の雲海

奇跡の雲海を体験する(夏)

摩周湖の雲海はその発生頻度の希少さから「奇跡の雲海」と評されることもあり、6月~9月頃に発生することが多いです。主に風が弱い夜に摩周湖に溜まった霧が、そのまま早朝まで残っているものが雲海であり、おおよそ午前2時頃~5時頃を雲海の厚みのピークとなり、摩周湖第一展望台・摩周湖カムイテラス、摩周湖第三展望台で観賞できます。なお、摩周湖で雲海がみられる日は、屈斜路湖も雲海となっていることが多く、摩周湖第三展望台では周囲見渡す限り雲海で埋め尽くされる光景となる場合があります。シーズン中、摩周湖に早朝向かう前に、事前に摩周湖カムイテラスWEBサイトのライブカメラをチェックすることもおすすめです。

摩周岳登山道

摩周岳登山を楽しむ

摩周湖第一展望台は、摩周岳登山道の入口でもあり、特に秋のシーズンは多くの登山客でにぎわいます。この登山道は摩周外輪山南側を左手に摩周湖を眺めながら頂上を目指す片道7.2キロの道のりです。途中、根釧原野や西別岳・摩周岳などの眺望も楽しみめ、摩周岳頂上では眼下には爆裂火口や摩周湖が広がる感動の景観と満足感を味わうことができます。

【二つのカルデラを眺める】摩周湖第三展望台

川湯温泉から摩周湖をめざすと、最初に現れるのが第三展望台。カムイシュ島が間近に望め、第一展望台とはまた違った表情の摩周湖に会えるのが魅力です。湖の反対側には硫黄山、屈斜路湖、藻琴山など屈斜路カルデラのダイナミックな眺望が広がるほか、ダケカンバなどの高山性の木々が力強く根を張る姿を望むことができます。
※展望デッキ、駐車場はともに無料
※売店、トイレなし

【ここもおススメ】裏摩周展望台

清里町と中標津町の町境に位置する展望台。太い樹木があることから視界はそれほど広くはありませんが、第一・第三展望台に比べると標高が低いため、湖面が近いことと霧の影響を受けにくいことが特徴。反対側から眺める摩周湖や摩周岳はまた違った趣があり、訪れる人も少ないことから静かに湖を堪能することができます。
※展望デッキ、駐車場はともに無料
※売店、トイレあり(夏季のみ)
※冬季は通行止めになるため、4月~11月頃のみ利用可能

摩周湖第一展望台から車で30分圏内のおすすめ観光地

硫黄山~日本一近寄れる噴気孔観賞~

摩周湖から車で30分程度の場所にある景勝地「硫黄山(アトサヌプリ)」は、その岩肌に1,500以上の噴気孔を持つ活火山です。噴気孔眼前まで近寄れるポイントもあり、大地の鼓動を間近で感じることができる稀有な場所として人気を集め、各種メディアに取り上げられる機会も近年増加しています。さらにこの山の麓には、硫黄山観光をゆっくり楽しむための観光施設「硫黄山MOKMOKベース」が2023年にオープン。室内には硫黄山をダイナミックに眺めることができるテラスや、硫黄山の歴史を学べる展示エリア、軽食、お土産売店コーナーなどもあり、硫黄山観光の楽しみが増えました。

川湯温泉~国内最大級のカルデラ水脈と火山が創り出す『湯の道』

硫黄山から車で数分で行くことができる温泉地「川湯温泉」。複数の温泉宿が立ち並ぶ温泉街です。ここの泉質は評判が高く、強酸性硫化水素を含む明ばん・緑ばん泉、日本でも数少ない火山性特有のもので、自律神経系・ホルモン分泌系の機能を調整して病気を治す力を高め、古い角質を溶かしてお肌をすべすべにしてくれる、『美肌の湯』です。

基本情報

所在地
北海道川上郡弟子屈町弟子屈原野 摩周湖第1展望台
電話番号
015-482-2200(一般社団法人 摩周湖観光協会)
駐車場
バイク200円 | 乗用車500円 | マイクロバス1,000円 | 大型バス2,000円
※硫黄山駐車場との共通券(消費税込)
※上記料金で摩周湖第一展望台、硫黄山駐車場を1回ずつご利用いただけます。当日のみ有効。
※長さ5m以上の乗用車はマイクロバス料金の扱いになります。
※時間外に入場された車輌につきましても、駐車料金が発生する場合がございますので、ご注意下さい。詳しくは下記までお問い合わせください。※冬期間中(11月~翌年4月)は休業します。休業中も駐車可能ですが、無料開放中につき、事故・トラブル等に関する責任は一切負いかねます。お問合せ先/(財)自然公園財団015-483-2567
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摩周湖DATA