和琴半島

森と湖が織りなす、カルデラ体感スポット

屈斜路湖の南側につきでた、和琴半島。かつては火山の溶岩ドームでしたが、大昔に岸とつながって半島になりました。ここは地熱が高く、冬でも凍結しない場所のある不思議スポット。半島全体は原生的な森に覆われ、北海道らしい豊かさに出合える場所でもあります。
半島の入り口には「和琴フィールドハウス」があり、周辺の自然や地形などについて分かりやすく展示しています。まずはこちらに立ち寄って情報収集するのもいいですね。半島にはいたるところから温泉が湧き出ているほか、釣りやカヌー、水遊びなど楽しみ方はさまざま。駐車場脇の土産店では名物の「いも団子」も購入できます。ゆっくりと時間をとって遊びたい場所です。


和琴半島自然探勝路

半島を一周する「和琴自然探勝路」は、約2.5km。30~40分ほどかけて半島をぐるりと回ることができます。どちらからでも回れますが、歩きやすい時計回りがおすすめですよ。
コバルトブルーの湖を望みながら歩いていくと、途中には珍しい高山植物が花を咲かせていたり、トドマツの見事な純林があったり、幹の周囲が15mにも及ぶカツラの巨木が枝を広げていたりと、心浮き立つような森歩きが楽しめます。
半島の突端には、火山の名残である「オヤコツ地獄」があり、展望デッキからは噴気の上がる様子を間近に見下ろすことができます。正面には中島、その向こうに藻琴山がそびえ、雄大な屈斜路湖を満喫できる隠れた名所でもあるのです。


マダラスズとミンミンゼミ

オヤコツ地獄の少し手前あたりから、ジィージィーと虫の鳴き声を聴くことができます。これはコオロギの仲間、マダラスズ。体長わずか1センチ弱ほどの小さな昆虫です。マダラスズはふつう、夏から秋にかけて見ることができますが、ここ和琴半島は地熱が高いため、厳冬期でも鳴き声を聴くことができます。
また、和琴半島には日本で北限となるミンミンゼミが生息。国の天然記念物に指定されています。かつて温暖期であったころの北海道ではあちこちに広く生息していましたが、やがて地熱の高い和琴半島に隔離されて生き残ったと考えられています。短い夏には、ミンミンゼミの鳴き声が和琴半島いっぱいに響きます。

 


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