2018.01.01

 南弟子屈サンペコタンのモミジの紅葉の美しさは、この数年来、町内に限らず町外からも注目を集め、語られている。

 町の名木にも指定されているこの木は個人の庭先にあるが、幹は少しねじれ模様があり、枝ぶりは球体を描くようにのびのびとした樹形をして、所有者が大切に育ててきたことがうかがえる。

 樹木の解説板を見ると「名木指定は平成18年11月、名木指定第7号となっている。樹齢推定110年以上、高さ10メートル、幹まわり1.7メートルで、カエデの仲間で地元では『イロハモミジ』または『ヤマモミジ』と呼ばれている」と表記されている。

 カラー写真で紹介できないのは残念だが、10月上旬から紅葉するその色は燃えるような赤色で、見るものを圧倒する。

 場所は、弟子屈町泉地区から磯分内に至る道路を通り、平和会館の向かいなので、来年の季節にでも、ぜひ、訪れることを勧めたい。

てしかが郷土研究会(菊池)