2018.01.01

 弟子屈神社境内には樹齢200年を超える桜の木が御神木として祀られている。

 先日のことであるが、観光に来た方がこの桜の木を見ようと近くの通行人に尋ねてみたが「樹齢200年の桜の木のことは分からない」と言われたという。町外の方が桜の名木を見ようと訪れているときに、町内の方が案内できればより良い町の印象になる。境内にたくさんある桜の木の中に、樹齢200 年を超える木があることはまだまだ知られていない。

 

弟子屈神社にある案内板には

御神木(蝦夷山桜、樹齢200年)

昭和42年、神殿全焼にもかかわらず、御神木は消失せず現在も鎮座されている。その災害にて枝の一部を失いながら弟子屈町の氏子の幸せを願い見守り続けている。

平成22年5月吉日

弟子屈神社 宮司 関 義宣 と記されている。

 

桜の時期に紹介できなかったことが残念である。弟子屈町内には「名木」とされる木が多くあるので、これから何回かにわたって紹介しようと考えている。

てしかが郷土研究会(菊池)