2018.01.01

(広報てしかが昭和52年8月号より)

 昭和4年4月3日午前1時ころ、大音響とともに夜空を真昼のような明るさにした火 のかたまりが、札友内の農地と国有林の境界附近に落ちたのを、当時、造材作業員だった合田末広さん(故人)が目撃しています。以来気にかけながら造材作業をし、昭和32年に札友内の国有林ですり鉢型の穴を発見しました。

 昭和52年6月24日に以前から話しを聞いていた別の造材作業員が、このすり鉢型の穴の底がさらに何かで掘りぬいたような穴があいているのを発見します。

 当時、穴の直径1.8メートル、深さ約10メートルであったということですが、残念ながら隕石と思われる物体は未だに見つけられていません。

(昭和52年7月5日新聞記事参照)

てしかが郷土研究会(松橋)