2018.01.01

 へき地小規模校は地域住民の心のよりどころであり、文化・体育などの生涯学習活動の拠点なのです。

 仁多小学校の丘には、昭和34年5月から昭和36年5月までの計画で、PTAや地域住民・子どもたちが一致協力して「自然公園」が造成されました。この活動が“へき地教育振興に献身的な努力を重ねたことは他の模範となる”とのことで、昭和36年6月22日、弟子屈町教育委員会から表彰状とともに「母子像」が贈られました。

 この公園はさらに整備が進められて昭和38年5月に完了し、昭和39年1月16日、昭和38 年度の釧路管内「学校植林コンクール(環境緑化)」で一位となり、釧路支庁長から表彰されました。

○参考文献:閉校記念誌「雄翔」弟子屈町史第2巻一には建立が昭和37年6月22日となっているが、昭和36年と思われる。

(仁多小学校四代校長・上●正武氏から教示を受けました)

てしかが郷土研究会(松橋)